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『エクウス』が観たくて・・・・・・

某日行って参りました。
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この冬はとても寒いというソウルですが、道ばたにまだ少し雪が残っていたものの予想よりは寒くなく、風邪をひくことなく帰って来ることができました。ホッ!!

大学路文化空間イダの1館での公演は1月で終わり、2月4日から3月14日までトンスンホールに会場を移しての上演となります。イダはトイレが少なく大変でしたが、トンスンなら安心ですね!でもこの時期観劇前の水分は控えめがいいことは間違い有りません^^:。



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この日のキャストのみなさんです。愛用のカメラはまだバンコクなので、以前使っていたのを引っ張り出して来たのですが全く使いこなせず、今回はピンぼけ写真オンパレードとなってしまいました。

さてさて、友人が取ってくれた席は、なんと最前列のど真ん中!!
客電が落ちる前に、ダイサード博士が登場し上手の端のベンチに座ってゆっくりとタバコをふかし始めるのですが、タバコの煙のにおいが鼻先をかすめるなんとも臨場感あふれる観劇となりました。
ちなみにこの公演は舞台上上手と下手にキャスト席があり、役者さんが控えていますが、後ろの列はお客さん用で、それぞれ4~5人ずつ開演前にスタッフさんの誘導で座っていました。緊張しそうな席だけど、どんな風に見えるのかしら?

話題騒然の馬たちの登場はそのあまりの迫力にもう肩はガチガチでした。頭をぐっとそらして見ないと、お馬さんの下半身しか見えないので必死(笑)でした。
チョン・テウ氏の演じるアラン(台詞ではアルロンと聞こえます)の繊細な演技は秀逸で、実年齢は20代後半で結婚もしているとのことですが、そこにいたのは確かに17歳の少年でした。目の表情や、声のトーンの変化があまりに自然で引きつけられました。馬との出会いのシーンはとてもよかったです。父親役のキム・サンギュ氏は「タンポポ、風に揺れて」でのおじいちゃん役を拝見していましたが、今回は厳格な父親(しかしその実俗物)を味わい深く演じていました。とても印象的な声の役者さんで、今でもその声がよみがえってきます。
ダイサート博士役のソン・スンファン氏は、物語の語り手でもあり実に手堅いという印象を持ちました。
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終演後お馬さんたちが客席を抜けて出て行きます。最前列だったのでなかなか出られず焦りまくり・・・・(汗)
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必死で写真を撮ってみましたが、ぶれぶれです。ほどなくお馬さんたちはすーっと退場。あっという間の出来事でした。

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翌日はこのキャストで観ました。
最初に予約していた飛行機ではまったく間に合わないためあきらめていたのですが、日曜マチネは2時~ということで仁川最終便に変更し鑑賞を決断。

最悪途中で退席もあるかと後ろの席にしていたので、舞台全体の美しさがよくわかりました。お馬さんたちの動きのすばらしさを堪能させていただきました。
そして今回演出もされているチョ・ジェヒョン氏。ソン・スンヒョン氏のダイサードより演技のレンジが広めで、時折会場から笑いが湧く場面もありました。ダイサードの弱さもうまく表現されていたように思います。
リュ・ドッックァンくんも繊細なのに激しい演技で圧倒されましたが、表情が見えにくい席だったので次回(あるのか?)はもう少し前の席で鑑賞してみたいと思いました。初回ではわからなかった台詞も、チョ・ジェヒョン氏は聞き取りやすく(前日の予習効果もあり)、理解度は多少アップしたような錯覚に陥りました。
視覚的に強く訴えてくる作品なので、あらすじが頭に入っていれば韓国語がわからなくても楽しめる舞台だと思います。

心配していた飛行機乗り遅れもなく、なんと飛行機が1時間以上遅延(泣)、無事に帰ることができて本当によかったです。搭乗手続きの列に並んだ時点で20分遅れがわかり、並んでいる間にさらに50分遅れとなりました。
心配してインチョンまで同行してくれたSちゃん、本当にどうもありがとう!감사합니다!!!
by nanako_konana | 2010-01-31 09:08 | 舞台