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「ぐるりのこと。」再び!

「ぐるりのこと。」をもう一度映画館で観たくて、仕事を切り上げて澁谷の街へ!!
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今回はこんなすてきなおまけつき!!チケットは即日完売だったそうです。
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2回目の鑑賞で、初回は気づかなかったことを発見したり、役者さんウォッチングを楽しんだりしながら、やっぱりこみあげてくるものがありました。奥の方にしまっていて存在すら忘れていた熱いものがじんわりじんわり、ゆっくりと上がっくる感覚。
「泣ける映画」とも」「泣かされる映画」とも違う、不思議な感情の発露、う~ん・・・・・、どう表現したらよいのでしょうか?
満員御礼なのに、映画が終わった直後はとても静かで、ひとりひとりが瞬間自分に向き合っている、そんな感じでもありました。







と、思ったら橋口監督お一人が静かにステージ上へ(笑)二つ置かれたイスの上手側に遠慮がちに座られました。リリーさんは?
「遅刻魔」という噂はかねてから耳にしていましたが、この日も始まる前に「こちらに向かっています」という連絡が入っていたそうです。そんなリリーさんが、映画の撮影前に監督から遅刻しないように言われると、3ヶ月もの間、一度も遅刻はなし!監督の「やればできる子なんだよ」に会場は大笑いでした。

しばし監督の一人トーク。ここで、リリーさんがカナオ役を引き受けるまでの顛末などが語られました。「カナオは僕です」とリーリーさんが言って役を引き受けてくれたといいう話も、監督ご自身が語られると感動ものでした。
先日お誕生日を迎えられ、リリーさんから巨大なガラモン(!?)の人形が届いたそうです。「あまりに存在感があるのでつい話しかけてしまうんです。・・・おまえもお腹空いたんか?・・・・みたいに」と笑顔で語る監督はすてきでした。ちなみにわたしと同い年でしたよ、監督!(笑)

10分少々後、何事もなかったようにリリーさんが登場!
某SM専門ホテル(そんなホテルがあるんですねぇ。)の向かいの居酒屋から直行だったようです。(そのホテルに、かつて橋口監督は「渚のシンドバッド」の小説執筆の為に缶詰にされたんだそうです)

リリーさん、年齢的にはもうまちがいなくおやぢなのですが、もうどこから見てもすてきでした。カナオの声に惚れてましたが、リリーさんの声はもっともっとすてきでした。
以上、はぁとモードで楽しんだトークから思い出すままに・・・。

と書き始めようと思ったら、今日は休日出勤のため時間がもうありません。
すみませんがここまでアップしておいて今夜続きを・・・・・・・。

<続きです>
今日も働きすぎたのでご褒美に缶ビールを飲んしまい、現在ほろ酔い気分+αです。(笑)

映画を観てカナオが好きになっただけで、別にリリーさんが好きになったわけではないからねっ、と自分に言い聞かせていたのですが、昨夜ご本人を間近で拝見し、お話を聞いてしまった結果、カナオ堕ち→リリーさん堕ち へとワンランクアップ(笑)してしまいました。
人は誰でも自分を飾ったり、よく思われたいという気持ちからカッコつけたりしてしまうものですが、リリーさんは一見したところふにゃふにゃしてる感じなのに、揺るがない何かを持っている人だ、そんな風に強く感じてしまったのです。

前作「ハッシュ」を小倉某氏に彼のテレビ番組でけなされたという橋口監督の話に、
「自分を偽っている人間(ズラを被っている)に偽っているとか言われたくないよね」
とさらりとコメントしたあたりで、完全堕ち(笑)してしまったような・・・・・・・・。
お金にあやつられた日本映画界の話題での、歯に衣着せぬ、それなのに独りよがりの正義をふりかざすことがまったくない素直な発言の数々もすばらしかったです。
詳しくはmarioさん宅でごらんください!(他力本願ごめんなさいね)
トークの最後に会場のゲストから質問を受けた際には、
「○っぱ○大きいですね~!」とまずコメントしていましたが、これがもうびっくりするくらい全然いやな感じがしないんです。私も言われてみたいくらいです。(・・・・・無理だけど・・・・・・・爆)
いい人、悪い人、ということに対しては、
「敏感な人、鈍感な人」という考え方を示していたリリーさん。まさにあなたこそが自分中心に生きているようで、その実ものすごく敏感な人なのではありませんか?
でも、決して無理してそういう人になっているわけではないあなたは、しなやかで強い人だと思います。

トークの報告にはまったくならず、ラブレターみたいになってしまいました。(汗)
by nanako_konana | 2008-07-19 08:15 | 映画